部会について

部会入会について

入会のご案内

有機化学若手育成部会では、事業の継続、次世代を担う人材育成および学術交流の一層の活性化を図るため、多くの皆様のご入会を心よりお願い申し上げます。
本部会にご入会いただくと、以下の特典をご利用いただけます。

  • 札幌・仙台・福岡で開催される各シンポジウムおよび名古屋メダルセミナー、計4件の講演会への参加
    (なお、2026年度開催予定の上記4件の講演会は、学生の方は部会員でなくても無料でご参加いただけます。)
  • 事務局からの「有機化学若手育成部会メール」(不定期配信)

部会年会費

正部会員5000円
学生部会員1000円
法人部会員一口 50000円
  • 日本化学会の会員でない方も、本部会にご入会いただけます。
  • 企業・工場・研究所などの法人・団体の方は、法人部会員(1口5万円、1口以上)としてご入会ください。
    入会をご希望の法人・団体の方は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  • 国内在住の高専・短大・大学学部・大学院在学者の方を対象に、学生部会員の区分を設けております。
    なお、研究生・ポスドクの方は正部会員の扱いとなります。

部会入会申込

日本化学会会員システムから、部会入会をお願い致します。

現在、日本化学会に入会されている方→

(日本化学会会員番号でログインの上、右上マイページから部会入会)

現在、日本化学会に入会されていない方→

(日本化学会会員システムから部会入会)

入会に関するお問い合わせ先

公益社団法人日本化学会 有機化学若手育成部会 ocyrd[at]chemistry.or.jp

公益社団法人日本化学会 総務部 会員 G member[at]chemistry.or.jp

有機化学若手育成部会とは

  • 公益社団法人日本化学会が2026年3月1日付で公益財団法人MSD生命科学財団から受け継いだ
事業を推進するため、日本化学会「有機化学若手育成部会」が設立されました。日本化学会の確かな基盤のもと、歴史ある事業を継承し、持続的かつ発展的に運営していきます。


  • 有機化学は、新薬、機能性材料、環境・エネルギー技術など、社会課題の解決を支える中核領域です。日本は長年にわたりこの分野をリードし、産業競争力の源泉として発展を牽引してきました。
国際競争が激化する今こそ、卓越した人材を切れ目なく育成し、学術と産業へ確実に橋渡しする体
制の強化が不可欠です。


  • 継承する事業は、学生から世界的研究者まで様々な機会を提供してきた歴史あるプログラムです。
本部会は、その公共性と持続可能性を高め、人材育成、日本の有機化学の振興、アカデミアと産業
の交流を推進し、次代へ確実に引き継ぎます。
  • 当部会の目指すもの

    • 継続と進化:既存の価値を守りつつ、時代に即した企画で開かれたプラットフォームへ進化
    • 人材育成の強化:学部生から中堅、トップ研究者までをつなぐ育成・交流・メンタリングを体系化
    • 国際発信力の向上:海外トップ研究者とのネットワークを拡充し、若手に世界標準の機会を提供

    • 国際貢献:海外の若手トップ研究者の発掘により、国内外の若手研究者の育成と奨励
    • 地域拠点の活用:札幌・仙台・福岡・名古屋・京都/大津の拠点を活かし、全国規模で人材発掘と交流を促進
    • 産学連携の推進:医農薬・材料・環境・エネルギー分野等社会実装にむけた産学交流を推進

未来社会を支える化学人材を育み、持続可能な社会と科学技術のさらなる発展に貢献することを目指します。

部会事業の沿革

有機化学の重要性

有機化学は、炭素原子を構成要素の中心とした分子の構造や反応性を探求する学問であり、私たちの今と未来を支えています。分子の性質を解き明かし理解すること、新たな化学反応や役立つ素材を開発することなど、創造性の高い有機化学の研究成果は、医農薬、材料、エネルギー、食品などあらゆる産業の根幹を成しています。

日本は有機化学分野で世界を牽引してきました。フロンティア軌道理論、不斉合成、クロスカップリング反応、導電性高分子、金属有機構造体など、日本の化学者による発見はノーベル化学賞にも結実し、多くの産業を支える基盤技術として世界中で活用されています。とりわけ医薬分野での役割は顕著であり、抗生物質や抗がん剤、さらにはmRNAワクチンなど、人類の健康を支える医薬品の多くは有機化合物で構成されています。そういった分子の理解と設計、合成を担うのが有機化学です。

また、プラスチックや機能性繊維、液晶ディスプレイ、半導体材料など、日本の強みである材料産業も有機化学の研究成果の上に築かれています。サステナビリティの観点からも、有機化学は決定的な役割を担います。大量生産・大量消費型社会から、資源循環と環境負荷低減を両立する環境調和型社会への転換が求められる中、省エネルギー反応や廃棄物を抑える高選択的プロセスが進展しています。バイオマス由来プラスチックや二酸化炭素を原料とする化学品製造、分解性高分子やリサイクル容易な分子設計、有機系太陽電池や蓄電材料の研究は、理想的な資源循環の実現と新たな産業創出に直結します。まだ見ぬ有機化合物を創る。その挑戦と好奇心が、持続可能で豊かな未来を切り拓きます。